VIO脱毛は痛い?恥ずかしい?|詳しい解説で疑問点を解消

VIO脱毛は痛い?恥ずかしい?|詳しい解説で疑問点を解消

VIO脱毛は人気の施術ですが、痛いという印象が強いと思います。また、施術について詳しいことがわからないので恥ずかしくて不安な方も多いのではないでしょうか。そこで、VIO脱毛について、痛いという評判やその他多くの疑問点についてクリアに解説していきます。

VIO脱毛の詳細

VIO脱毛は確かに痛いがそれを上回るメリットがあると主張する女医

 

 

こんにちは!皮膚科・美容皮膚科医のあさみです。

 

最近、女性のVIO脱毛の需要はどんどん高まっています。
アンケートでVIO脱毛の経験があると答えた女性はおよそ70%であり
女性の3人に2人がVIO脱毛をしているということになります。

 

VIO脱毛は現代女性のエチケットになりつつあります。
始めたきっかけを見ると、美容面での意見も半分以上ありますが
自己処理が面倒・不快感改善・介護脱毛という実用面での理由も多くなっています。

 

しかし、VIOは痛い・恥ずかしいというイメージから戸惑っておられる方も多いのではないでしょうか。
それは、VIO自体が話題に上がりづらい内容であるために、どういうものなのかが一般的に浸透していないのも原因の一つです。
この記事では、謎に包まれがちなVIO脱毛について詳しく解説していきます。

VIO脱毛の特徴

  • Vライン
    デリケートゾーンのVラインは、逆三角形で形成されたV字型のエリアを指します。この部位はVIO脱毛エリア中で最も広範囲にわたり、一般にビキニラインとしても知られています。ビキニや水着を着用する際に露出が気になるため、特にケアが重視される部分です。施術をする際は、仰向けになり肩幅くらいに脚を開く姿勢で行います。
  • Iライン
    Iラインは、陰部や粘膜に隣接する非常にデリケートなエリアを指します。この部分の皮膚は特に薄いため、脱毛時には比較的強い痛みを感じることがあります。施術を行う際には、仰向けになり、両膝を曲げた状態から片脚を横に倒して体勢を取ります。
  • Oライン
    Oラインとは、肛門(お尻の穴)の周囲を指す部位で自己処理が困難なエリアです。この部位の皮膚は特に薄く、そのため施術中に痛みを感じやすいとされています。施術の際は、うつ伏せの姿勢を取るか、または横になって片脚を側にずらした体勢で行います。

VIO脱毛のメリット

  1. ムレやかゆみ等肌トラブルを軽減する
    デリケートゾーンに毛が多いとムレやすくなります。そのムレがさらにかゆみを引き起こす原因となります。このような不快な症状を軽減するために、毛量を減らしたり完全に無毛にすることが有効です。そうすることで、ムレとかゆみが減少し、デリケートゾーンの炎症のリスクも低くなります。これにより日常生活での快適さが向上し、衛生的な環境を保つことができます。
  2. 生理中の不快感を軽減する
    生理中は特にデリケートゾーンがムレやすくなり、長時間にわたって生理用品を使用することでかゆみや炎症が発生しやすい状況となります。VIO脱毛を行うことで通気性が向上し、また経血が毛に付着するのを減少させることができます。その結果、生理期間中でもデリケートゾーンをより清潔に保つことが可能となり、不快感や感染のリスクを軽減することができます。
  3. 好きなデザインの下着や水着を着られる
    VIO脱毛を行い毛の量や形を整えることで、自分の好みに合った下着や水着を選ぶ際の選択肢が広がります。海やプールに出かける前にも、自己処理を忘れてしまって慌てることもなくなります。VIO脱毛をすると、このように日常生活やレジャー活動での利便性も向上し、余計な心配から解放されます。
  4. 将来、介護負担を軽減できる
    最近では、将来的に介護を受ける可能性を考慮してVIO脱毛を選択する人が増えています。毛が多いことは、介護時の拭き取り作業や体臭の問題など、介護する側の労力を増加させるだけではありません。介護を受ける本人も気を使い、精神的なストレスを感じる原因となります。事前にVIO脱毛を行うことで、これらの問題を軽減し、将来の介護がよりスムーズに行われるようになります。また、年齢とともに毛が白くなり、レーザー脱毛が効果的でなくなることもあります。黒いメラニン色素が必要なレーザー脱毛は、毛が黒いうちに行うことが推奨されるため、早めに脱毛を始めるのがおすすめです。
  5. 自己処理の煩わしさから解放される
    医療脱毛を行わない場合、毛は繰り返し生えてくるため継続的なケアが不可欠です。特にVIOエリアは非常にデリケートな部位であり、自己処理をする際には難易度が高く誤って皮膚を傷つけるリスクも伴います。VIO脱毛を予めしておくことで、何度も繰り返す必要のある煩わしい自己処理のストレスから解放され、長期的に見て肌の健康を保つことができます。

VIO脱毛のデメリット

  1. 他の部位の脱毛よりも痛みを感じやすい
    VIOエリアは特にデリケートで皮膚が薄い箇所も多いため、毛が太くて多いこの部分は他の部位に比べて脱毛時の痛みを感じやすいです。特に医療脱毛は高出力で施されるため、痛みを強く感じることもあります。ただし当院では痛みへの対策として麻酔クリームの使用もできますので、お気軽にご相談ください。
  2. 一度脱毛してしまうと元には戻せない
    脱毛は一度行うと元に戻すのが困難な施術です。特にVIO脱毛でハイジニーナスタイルを選択した場合、一度完全に無毛にしてしまうと後で毛を戻すことはできません。もっと自然な見た目にしておけば良かった、または異なるデザインを選んでいれば良かったという後悔がないよう、施術前に十分に検討し、自分に合ったスタイルを選ぶことが重要です。
  3. 効果が出るまで時間がかかる場合が多い
    VIOエリアの毛は太く量も多いため、脱毛プロセスが時間を要することがあります。多くのクリニックでは施術回数が定められたコースで提供されていますが、予定されたコースの中で完全に脱毛が完了しない可能性もあります。そのため、個々の毛質や成長のペースに応じて追加の施術が必要になる場合があることを理解しておくことが重要です。

 

皆さんが一番気になるのは痛みと恥ずかしさではないでしょうか。

 

実際のVIO脱毛では、輪ゴムではじかれたような痛みや、ジーンと熱い感覚がします。
当院では、照射レベルは患者様お一人お一人に合わせて耐えられるレベルを探って施術します。
どうしてもお痛みが強い場合は麻酔クリームのご用意もありますので、お気軽にご相談ください。

 

また、当院ではVIO脱毛は熟練の女性スタッフが鍵のかかる個室で行います。
照射しない部位は基本的にタオルで隠した状態となりますので、ご安心ください。

 

 

【監修】

六甲道あさみお肌のクリニック 副院長 芝原麻実

六甲道あさみお肌のクリニック

副院長 芝原麻実

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